キャノンボーラー・baruです。

去る3/27、ついに「ろんぐらいだぁす!」の1巻が発売となりました。皆さんはもう読まれましたか?

「ろんぐらいだぁす!」は作者である三宅先生、担当編集者であるいしこうさん共に自転車乗り。作中に出てくる場所はほとんどが実走取材の元に描かれています。通常、舞台となった場所はファンが自分で探すものなのですが……



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なんと、公式の走行ルートガイドがあります!コミックZINさんの初回特典である「三浦半島走行ガイド」です。

作中に登場した場所をファンが訪れることを、俗に「聖地巡礼」と呼びます。今回は、この「三浦半島走行ガイド」を元に第4~5話の舞台を聖地巡礼してきましたので、その様子をお届けいたします。


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まずは作品通り、輪行で浦賀へ。浦賀駅は京急本線の終着駅。家の近くにある川崎駅から特急+普通電車で40分ほどで到着しました。



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早速自転車の組立開始。……そしてこの構図、どこかで見たことはありませんか?実は4話の冒頭シーンとほぼ同一の構図で撮っています。聖地巡礼となると、こういう細かい所にこだわりたくなります(笑) ちなみに、この場所は実際に組み立てると通行の邪魔になるので、少し離れた所で組立を行いました。



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今日は特に待ち合わせをしているわけでもないので、ルートに沿って出発。暫く行くと見えてくるのが東京湾フェリーの久里浜港です。「ろんぐらいだぁす!」作中にも一瞬だけ登場していますが、どちらかというと「東京湾一周」ロングライドでおなじみの場所ですね。今日も沢山の自転車乗りが出港を待っていました。



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海沿いを走って行くと現れるのがこの坂。作中でも亜美が「こんなの聞いてないですよ!」とこぼしていたあの坂です。「すぐに終わるから」と雛子は言っていますが、実際には500mほどあり、最大斜度は11%です。これを25000円の小径車で登る亜美は実は豪脚の予感が(笑)



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そしてもう一つの坂。風車で有名な宮川公園手前の坂です。これも小径車で登るにはきつい坂(笑)



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登り切ると、三浦半島のシンボル的存在の風車!今日もロード乗りの人が次々と登ってきて、公園で休んでいました。


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宮川公園から下ると、三崎港です。時間は10時半。まだお昼には早いので今回はパス。写真は三崎港の「うらり」という物産センターです。「とろまん(マグロの身を使った肉まん)」が名物で、中で食べることができます。小腹が空いたら是非!


ここからは一路北に行き、逗子マリーナを目指します。作中で出てきた「丸正魚店」も捨てがたいのですが、「三浦半島走行ガイド」に載っていたあるメニューが食べたくなって「ゆうき食堂」へ行くことにしました。

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待望のランチ!今回の目的のメニュー「マグロカツ丼」です。見ての通りの超級山岳。ちなみにこれ、「少なめ」でオーダーしたんですけどね……。とかく見た目にインパクトがありますが、味も絶品!是非一度食べてみてください。


食後は鎌倉から江ノ島方面へ。作中では「今日のメインイベントだ!」と書かれていた場所までもうすぐ!坂を越えたら、そこには江ノ島と富士山が……


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見えなかった!江ノ島も霞んじゃってますね。この天気じゃ仕方ないかぁ……。思い通りにならないのもまた、ツーリングの醍醐味です。



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そしてそして、ついに江ノ島にゴール!今度は1巻の表紙と同じ角度から撮ってみました。気づいた方もおられるかもしれませんが、実は葵が乗っているクロスバイクは、私のクロスバイクをモデルに使って頂いています。今日は久々にコイツを引っ張りだしてきたのですが、作中に入り込んだようで楽しかったですね。


こんな感じで聖地巡礼は終了。少々寄り道をして58km、掛かった時間は3時間半ほどでした。ゆっくりペースだと+1時間ほどでしょうか?舞台となった場所を訪ねても、明るいうちに帰ってくることが出来ます。ちょっと空いた休日にオススメのコースですね。



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今回は4~5話の舞台を巡りましたが、今後出てくるコースも、実在の場所が舞台になると推測されます。作中に出てきたコースを実際に走ってみると、マンガの方も更に面白く読めますよ♪  是非是非、試してみてください。


なお、「三浦半島走行ガイド」は、コミックZINさんで1巻の初回版を購入した場合の特典です。恐らく、無くなり次第終了になると思われますので、欲しい人はお早めに!

ろんぐらいだぁす! (1) (REXコミックス) [コミック]