編集幹事、ばんざいです。
私の本業は自転車のフレームビルダー勤務ですが、近々オリジナルのカーボンフレームを発売すべくプロデュースしております。
その試作弐号車が先月末上がって参りました。
土曜日の午前零時スタートですので、ある種幻想的な風景です。
私の本業は自転車のフレームビルダー勤務ですが、近々オリジナルのカーボンフレームを発売すべくプロデュースしております。
その試作弐号車が先月末上がって参りました。
土曜日の午前零時スタートですので、ある種幻想的な風景です。
実は先月、試作初号車を組んで2日目に試乗中交通事故に遭い、そのダメージが若干残っていた為、直前まで出走するか否か迷っておりましたが、とにかく一刻も早く本格的な実走テストをせねばなりませんし、コースに激坂は無い筈だから何とかなるだろうと考えました。
ちなみに上画像で視界から消え去ろうとしているランドヌールは私を千切った田村編集長です(笑)。
確かに斜度はさほどきつくありませんし、600kmで獲得標高5100m程度と数字は大した事ありませんが、実際に走るとえらく走り応えのあるコースでした。
そもそもそれ以前に、最近走り込んでいなかったうえに、事故のダメージで身体のバランスが崩れている私はスタートから100km過ぎたあたりで既に膝に違和感を覚え始め、対処療法的にサドルを3mmほど下げてみたりしながら騙しだまし走る始末。
それだけに、体力の無い一般的な方が600km走ったらこうなる、という参考にはなりました。
見てのとおり「まず剛性ありき」で設計しておりますが、極低速でヘロヘロ峠をこなすだけでも限られた力を効率よく使うという意味で十分その恩恵は体感出来ました。
で、折角喜多方まで来たら御当地物です。喜多方といえばラーメン。
PC3になっていた道の駅喜多の郷で、数量限定という事で残っていないかなと思いつつも訊ねてみたら、注文出来ました「会津地鶏ラーメンバーガー」。
実はこんなにがっつり固形物を食べたのはこの後仮眠をとったこのときだけで、大半はエネルギー補給用ゼリーで凌いでおりました。
裏磐梯をジワジワへろへろと登っている際には道端の親子連れに声を掛けられました。
「大会か何かですか?」
「千葉から喜多方回って帰ります」
「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工!?」
「600km」
「頑張ってくださーい!」
残り100km程度の平地になっても炎熱地獄で、異様に修行度が高いイベントとなりました。
しかし、辛く苦しくてもそれだけに達成感はひとしお。
なお完全に余談ですが、序盤からしばしば前後して走っていらしたBD-1での参加者の方と同時にゴールしました。
世の中、色々な方がいらっしゃいます……。
走る前は不安に押し潰されそうになり憂鬱で、走り始めたらただ走る事に夢中になり、終わって日常に戻ると人ごとのように振り返る。
そんな非日常体験がブルベの魅力の一端かもしれません。
機材面でも走ってみないと見えてこない部分が確実に存在しますので、机上の空論にならぬよう、今後もテストライダー兼任で走る所存。
ちなみに上画像で視界から消え去ろうとしているランドヌールは私を千切った田村編集長です(笑)。
確かに斜度はさほどきつくありませんし、600kmで獲得標高5100m程度と数字は大した事ありませんが、実際に走るとえらく走り応えのあるコースでした。
そもそもそれ以前に、最近走り込んでいなかったうえに、事故のダメージで身体のバランスが崩れている私はスタートから100km過ぎたあたりで既に膝に違和感を覚え始め、対処療法的にサドルを3mmほど下げてみたりしながら騙しだまし走る始末。
それだけに、体力の無い一般的な方が600km走ったらこうなる、という参考にはなりました。
見てのとおり「まず剛性ありき」で設計しておりますが、極低速でヘロヘロ峠をこなすだけでも限られた力を効率よく使うという意味で十分その恩恵は体感出来ました。
で、折角喜多方まで来たら御当地物です。喜多方といえばラーメン。
PC3になっていた道の駅喜多の郷で、数量限定という事で残っていないかなと思いつつも訊ねてみたら、注文出来ました「会津地鶏ラーメンバーガー」。
実はこんなにがっつり固形物を食べたのはこの後仮眠をとったこのときだけで、大半はエネルギー補給用ゼリーで凌いでおりました。
裏磐梯をジワジワへろへろと登っている際には道端の親子連れに声を掛けられました。
「大会か何かですか?」
「千葉から喜多方回って帰ります」
「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工!?」
「600km」
「頑張ってくださーい!」
そんなこんなでヘロヘロになりながらも38時間1分で無事完走。
残り100km程度の平地になっても炎熱地獄で、異様に修行度が高いイベントとなりました。
しかし、辛く苦しくてもそれだけに達成感はひとしお。
なお完全に余談ですが、序盤からしばしば前後して走っていらしたBD-1での参加者の方と同時にゴールしました。
世の中、色々な方がいらっしゃいます……。
走る前は不安に押し潰されそうになり憂鬱で、走り始めたらただ走る事に夢中になり、終わって日常に戻ると人ごとのように振り返る。
そんな非日常体験がブルベの魅力の一端かもしれません。
機材面でも走ってみないと見えてこない部分が確実に存在しますので、机上の空論にならぬよう、今後もテストライダー兼任で走る所存。
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