キャノンボーラー・baruです。


少々旬から外れた話題ではありますが、土用の丑の日(の4日後)に鰻を食べに行ってきました。


神奈川県民なら印旛沼あたりに鰻を食べに行くのが普通の感覚。しかし


「キャノンボーラーなら浜松だろ!」
  

ということで今回は「東京→大阪キャノンボール(以下、キャノボ)」ルートの途中にある浜名湖が目的地となりました。真夏のグルメライドです!


 
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7/25(土)午前3:15。川崎の自宅を出発して、いざ浜名湖へ!


目的の店は14時半ラストオーダーとのことなので、11時間以内に浜名湖に到着しなければ鰻にありつくことはできません。キャノボ本番では川崎→浜名湖のタイムは10時間20分。


―――つまりキャノボと同等のペースで走らなければ間に合わないということです!w


自宅からR1で横浜~藤沢と来てR134へ。この辺りではすっかり夜も開けて、早朝の湘南の道を気持ちよく走ることが出来ました。富士山もくっきりと見えてテンションが高まります。


5:58、R1で箱根ヒルクライム開始。この日は7月とは思えないほど涼しく、箱根路を爽快にヒルクライム。キャノンボール本番の気分を思い出す。やはり箱根はR1で一番の盛り上がりどころです。

写真1
6:51、R1最高地点にて。ロングライダースの挿絵をイメージして撮影してみました。


ヒャッハーとロングダウンヒルを楽しみ、静岡県入り。三島~沼津と来て富士川を越えると、聖地:蒲原へ。なぜ聖地かというと、個人的に大ファンなサンレッドの作者・くぼたまこと先生の出身地であるから。先生の旧作「仮面レンジャー田中」の舞台はこのあたりです。
写真2
富士川~由比あたりはバイパス多発地域だったりするのですが、ややこしいルートを通過すると、駿河湾の眺望が開けます。


清水駅前を右折し、静岡駅のローソンで休憩。ここまで6時間36分。


宇津ノ谷峠を越えて島田まではずーっとR1を行き、大井川を越えると金谷峠入り口。毎度嫌な位置にあるなーと思います。標高はさほど高くないんですが、ちょうど疲れてきたあたりに出てくるんですよね・・・時刻は11時を過ぎ、気温がかなり上がって汗ダラダラ。

写真3
登り切ると、静岡らしい茶畑の風景が広がります。


金谷峠を越えてしまえば、浜松までは大きな登りはありません。時間的にもまだまだ余裕!鰻までもうすぐだ!


12:34、天竜川突破!出発から9時間20分での浜松入り。ここからあと25kmで目的の店です。


浜名湖の南を回るのがキャノボルートですが、今回は姫街道を使って北側に回ります。姫街道は初めて走りましたが、アップダウンが多くて中々キツいルート。ファストランであればあまりオススメできないルートです。ただ風景はのどかなので、ツーリングで行くのならオススメ。


そして14:15、出発からジャスト11時間で目的の店に到着。苦節半日、やっと鰻が食べられるぞー!!


が。
写真4
・・・え??「支度中」・・・!?


なんでも営業時間が変更になったとかでラストオーダーが14時だったとのこと。15分間に合わず・・・。まぁ、こんなこともあるのがグルメライドです。


結局、諦めて浜松の街中までUターン。以前伺ったお気に入りの店に行くことにしました。

写真5
浜松駅近くの「あつみ」!定番の有名店です。さすがに土用の丑の日直後の週末ということもあってか、開店前から大行列でした。
写真6
そして待ちに待ったうな重とご対面!これのために11時間+2時間走ったんだ!


ここの店の鰻は蒸し時間が少なく、焼き時間が多め。パリパリとした食感が堪りません。わざわざ来た甲斐があった!と感じさせてくれる味でした。


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たった1回の食事のために数百kmを走る。目的の料理はきっと普段の数倍美味しく感じるはずです。


もうすぐ始まる夏休み、こんなロングライドはいかがですか?ただし、水分・塩分補給には十分気をつけてくださいね!