編集幹事・いしこうです。
白川郷ツーリング、3日目をお届けします。
この3日目は名古屋スタートで、さくら道を通って北上。白川郷へと向かうルートになります。
何気にこの3日目が走っていて一番楽しかったのと、一番大変だったという、楽しくて苦しいを両方味わえた素敵な時間でございました。
天気がいいのであれば、大した上りもないサイクリング向きの素晴らしいコースではないでしょうか。
まぁ、あくまでも天気がよければ……の話ですがね(笑)。

朝の7時前にホテルを出発。
まずは名古屋城方面へと向い、さくら道を使って北上していきます。
実際の走行ルートはこんな感じ。
ルートラボ見ればわかる通り、一番標高の高い地点でも900m程度。
松本から白川郷を目指すと、標高1700mを超えるのに、こちらからのルートだと標高が低いので、とても走りやすいルートなのです。
この楽なルートを通る為に、わざわざ200km程遠回りしてはいますが(笑)。
名古屋を出てしばらくは市街地が続くので、若干走りにくい部分はありますが、木曽川を超えると路肩も幾分か広がり、一気に走りやすくなります。
9月下旬だというのに、この日も暑くてたまらない。コンビニがある度にストップしてガリガリ君休憩です(笑)。
暑い時のツーリングで食べるガリガリ君は本当に最高ですな♪

更に進んで行くと、都市部から大分離れてきたせいか、随分と静かになってきました。交通量も一気に減り、路肩の路面状態も良好なので、自転車でとても走りやすいです。
昨日とは大違いだ(笑)。
そんなこんなで(*´∀`*)マターリ と走っていたら、ついに標識に白川郷の文字が!
この辺りは多分11時頃に通過した記憶が。残り110kmだから、ゆっくり走っても日が暮れる前には白川郷に着くかな? なんて計算をしてました。

国道156号線は、長良川沿いを走る景観のいいルート。走っていて自然にテンションも上がります。
丁度昼過ぎになったので、「道の駅 美並」でお昼休憩。ここではざるそばをいただく。
食事を終え、外に出ると1台のリカンベントが止まっていました。乗鞍を経由して高山から走ってきたそうで、「昨日は乗鞍は風雨が凄くて途中通行止めになっちゃったんだよねー」なんてお話も聞かせていただきました。
旅先で出会ったサイクリストとの会話って楽しいですよね~。同じ趣味同士の交流はとても楽しいです。

道の駅を出てしばらく行ったところから、国道から離れ、県道のルートにエスケープ。
ここの道が素晴らしかった。
国道156号に沿うように県道が通っているのですが、ここのルートは、
■車が殆どこない
■長良川沿いの道で景観がいい
■国道と違いトンネルが無い
■水場が多く、真夏でも困らない
といった自転車で走るために作られたような、素晴らしいルートでした。

特にこの日も暑く、熱中症が怖かったのですが、道中、こんな感じの水場がいくつもあって、水浴びしてリフレッシュ! ボトルの水も補給できるしで、非常に気持よく走れたのでした(^^)
「道の駅 白鳥」を過ぎた辺りから徐々に斜度がキツクなり始める…のですが、まぁそこまでキツイ斜度ではないので淡々と走れば問題なくクリアできるレベル。
上りも九十九折が多く比較的足を休めながら上れるところが多いので、インナーローでくるくると回して、足を温存しながら上っていきます。

やがて長良川の源流へ。
さらに上っていくと…。

ひるがの高原という場所に!
ここは分水嶺と呼ばれる、太平洋と日本海とに分かれるポイントで、公園になっておりました。
ここが、今回のルートで一番標高が高い地点。後は白川郷までは基本下り基調。この時点で夕方4時過ぎだった気がします。
日が暮れる前に白川郷に到着したいので、写真だけ撮って早々に出発です。

ここはひぐらしにででくるつり橋かな?
寄り道したかったけど、日が暮れそうなので、走りながら写真だけとって先に進む。

そして荘川桜に到着!
この場所は大きな桜の木が2本植えられていて、公園のようになっています。ここには桜の咲く季節に、もう一度来てみたいですね~。
さて、ここまでは今回のツーリングは非常に順調でした。雨に降られる事もなく、順調に進んできていたのですが…。荘川桜を過ぎた辺りから、バケツをひっくり返したような土砂降りorz
もう、顔に当たる雨が痛いなんてレベルではなく、超痛い(爆)。
アイウエアを着けていると、全く前が見えないんですよ。しかも日が暮れつつあり、薄暗い中でのダウンヒル。
前が見えない、止まれないの地獄のような下りが始まるのでした。
あまりの土砂降りに思わず笑ってしまう程(笑)。
途中、車が並走してきたので何だ? と思ったのですが、わざわざ窓を開けて「大丈夫?」と聞いてきてくれました。
ダメです…と言ってもどうにもならんので(笑)、大丈夫です~と返事をしながらそのまま白川郷に向けて下る。
つまり、車で走っている人が心配しちゃうぐらいの豪雨だった訳ですね。
ちなみにこの豪雨でファイバーフレアライトが1本死亡しました(´;ω;`)ウッ…
そんな感じで「死ぬ! 死ぬ!!」言いながら(笑)、何とか18時半頃に白川郷に到着。

白川郷に到着したからと言って、今回のミッションが終了した訳ではありません。宿を探さなくてはいけなかったのですw
この日は連休の谷間にある平日だったのですが、どうやら白川郷の殆どの宿が休みとなっている模様。
携帯で調べまくって、10件目にかけた電話でようやく宿泊OKとなりました。
この日は「志みづ」という民宿にお世話になりました。

急な問い合わせだったにも関わらず、快く宿泊をOKしていただいて感謝です!
当然のごとく宿には私1人。
なので色々なワガママも快くOKして下さり、
■洗濯機の使用
■自転車の玄関保管
■シューズ用に大量の新聞紙
などを対応していただきました。とても助かりましたよ~。
ご飯も私1人なので、ちょっと量が多い?(笑) 残すのもアレなので、ご飯はおひつ丸ごと綺麗に完食いたしました(爆)。
その後テレビを見てマッタリしていたのですが、調子にのって缶ビールを3本も飲んだせいか結構酔っ払ってしまったので、夜22時過ぎには早々に就寝。
宿が白川郷の端にあるというのもあるのですが、夜の白川郷は本当に静か。
いや、静かというよりも無音に近い…。闇と静寂…こんな言葉がピッタリなぐらいに、シーンとしていました。雨のシトシトと降り続く音だけが聞こえる、とても幻想的な時間でした(*´∀`*)
本当にオヤシロさまが出てきそうでしたよ(笑)。
という事で3日目が終了。
走行距離:170.3km(累計587.9km)
獲得標高:1049m(累計3005m)
約600km程走って、この獲得標高なので、コース全体的に見ればフラットなコースではないでしょうか。名古屋へ向かう苦労をのぞけば、中々に走りやすいコースではないかと思います。
特にさくら道が最高でしたね(*´∀`*)
当初の予定では、このまま五箇山を抜けて金沢まで行く予定だったのですが、翌日も雨がやまなかったので、自走で金沢へ行くことを断念。
白川郷から高速バスを使って、バス輪行で金沢へ。金沢から輪行で帰宅する事にしました。
という事で、2泊3日のロングツーリングレポは以上になります。
ブルベペースで走れば1日半で走りきれるコースではありますが、たまにはこんな感じでゆっくりとしたペースのツーリングは如何でしょうか?
荷物は必要最小限でも、この程度のツーリングは充分にこなせてしまいます。輪行や飛行機輪行と組み合わせて、自走では行きにくい場所でのツーリングを、是非とも思いっきり楽しんでみて下さい(^^)
※ちなみに今回のツーリング、Blogには掲載していない写真がたくさんあります。他の写真も見てみたいという人がいましたら、コチラをチェックしてみて下さい~♪
白川郷ツーリング、3日目をお届けします。
この3日目は名古屋スタートで、さくら道を通って北上。白川郷へと向かうルートになります。
何気にこの3日目が走っていて一番楽しかったのと、一番大変だったという、楽しくて苦しいを両方味わえた素敵な時間でございました。
天気がいいのであれば、大した上りもないサイクリング向きの素晴らしいコースではないでしょうか。
まぁ、あくまでも天気がよければ……の話ですがね(笑)。

朝の7時前にホテルを出発。
まずは名古屋城方面へと向い、さくら道を使って北上していきます。
実際の走行ルートはこんな感じ。
ルートラボ見ればわかる通り、一番標高の高い地点でも900m程度。
松本から白川郷を目指すと、標高1700mを超えるのに、こちらからのルートだと標高が低いので、とても走りやすいルートなのです。
この楽なルートを通る為に、わざわざ200km程遠回りしてはいますが(笑)。

名古屋を出てしばらくは市街地が続くので、若干走りにくい部分はありますが、木曽川を超えると路肩も幾分か広がり、一気に走りやすくなります。
9月下旬だというのに、この日も暑くてたまらない。コンビニがある度にストップしてガリガリ君休憩です(笑)。
暑い時のツーリングで食べるガリガリ君は本当に最高ですな♪

更に進んで行くと、都市部から大分離れてきたせいか、随分と静かになってきました。交通量も一気に減り、路肩の路面状態も良好なので、自転車でとても走りやすいです。
昨日とは大違いだ(笑)。
そんなこんなで(*´∀`*)マターリ と走っていたら、ついに標識に白川郷の文字が!
この辺りは多分11時頃に通過した記憶が。残り110kmだから、ゆっくり走っても日が暮れる前には白川郷に着くかな? なんて計算をしてました。

国道156号線は、長良川沿いを走る景観のいいルート。走っていて自然にテンションも上がります。
丁度昼過ぎになったので、「道の駅 美並」でお昼休憩。ここではざるそばをいただく。
食事を終え、外に出ると1台のリカンベントが止まっていました。乗鞍を経由して高山から走ってきたそうで、「昨日は乗鞍は風雨が凄くて途中通行止めになっちゃったんだよねー」なんてお話も聞かせていただきました。
旅先で出会ったサイクリストとの会話って楽しいですよね~。同じ趣味同士の交流はとても楽しいです。

道の駅を出てしばらく行ったところから、国道から離れ、県道のルートにエスケープ。
ここの道が素晴らしかった。
国道156号に沿うように県道が通っているのですが、ここのルートは、
■車が殆どこない
■長良川沿いの道で景観がいい
■国道と違いトンネルが無い
■水場が多く、真夏でも困らない
といった自転車で走るために作られたような、素晴らしいルートでした。

特にこの日も暑く、熱中症が怖かったのですが、道中、こんな感じの水場がいくつもあって、水浴びしてリフレッシュ! ボトルの水も補給できるしで、非常に気持よく走れたのでした(^^)
「道の駅 白鳥」を過ぎた辺りから徐々に斜度がキツクなり始める…のですが、まぁそこまでキツイ斜度ではないので淡々と走れば問題なくクリアできるレベル。
上りも九十九折が多く比較的足を休めながら上れるところが多いので、インナーローでくるくると回して、足を温存しながら上っていきます。

やがて長良川の源流へ。
さらに上っていくと…。

ひるがの高原という場所に!
ここは分水嶺と呼ばれる、太平洋と日本海とに分かれるポイントで、公園になっておりました。
ここが、今回のルートで一番標高が高い地点。後は白川郷までは基本下り基調。この時点で夕方4時過ぎだった気がします。
日が暮れる前に白川郷に到着したいので、写真だけ撮って早々に出発です。

ここはひぐらしにででくるつり橋かな?
寄り道したかったけど、日が暮れそうなので、走りながら写真だけとって先に進む。

そして荘川桜に到着!
この場所は大きな桜の木が2本植えられていて、公園のようになっています。ここには桜の咲く季節に、もう一度来てみたいですね~。
さて、ここまでは今回のツーリングは非常に順調でした。雨に降られる事もなく、順調に進んできていたのですが…。荘川桜を過ぎた辺りから、バケツをひっくり返したような土砂降りorz
もう、顔に当たる雨が痛いなんてレベルではなく、超痛い(爆)。
アイウエアを着けていると、全く前が見えないんですよ。しかも日が暮れつつあり、薄暗い中でのダウンヒル。
前が見えない、止まれないの地獄のような下りが始まるのでした。
あまりの土砂降りに思わず笑ってしまう程(笑)。
途中、車が並走してきたので何だ? と思ったのですが、わざわざ窓を開けて「大丈夫?」と聞いてきてくれました。
ダメです…と言ってもどうにもならんので(笑)、大丈夫です~と返事をしながらそのまま白川郷に向けて下る。
つまり、車で走っている人が心配しちゃうぐらいの豪雨だった訳ですね。
ちなみにこの豪雨でファイバーフレアライトが1本死亡しました(´;ω;`)ウッ…
そんな感じで「死ぬ! 死ぬ!!」言いながら(笑)、何とか18時半頃に白川郷に到着。

白川郷に到着したからと言って、今回のミッションが終了した訳ではありません。宿を探さなくてはいけなかったのですw
この日は連休の谷間にある平日だったのですが、どうやら白川郷の殆どの宿が休みとなっている模様。
携帯で調べまくって、10件目にかけた電話でようやく宿泊OKとなりました。
この日は「志みづ」という民宿にお世話になりました。

急な問い合わせだったにも関わらず、快く宿泊をOKしていただいて感謝です!
当然のごとく宿には私1人。
なので色々なワガママも快くOKして下さり、
■洗濯機の使用
■自転車の玄関保管
■シューズ用に大量の新聞紙
などを対応していただきました。とても助かりましたよ~。
ご飯も私1人なので、ちょっと量が多い?(笑) 残すのもアレなので、ご飯はおひつ丸ごと綺麗に完食いたしました(爆)。
その後テレビを見てマッタリしていたのですが、調子にのって缶ビールを3本も飲んだせいか結構酔っ払ってしまったので、夜22時過ぎには早々に就寝。
宿が白川郷の端にあるというのもあるのですが、夜の白川郷は本当に静か。
いや、静かというよりも無音に近い…。闇と静寂…こんな言葉がピッタリなぐらいに、シーンとしていました。雨のシトシトと降り続く音だけが聞こえる、とても幻想的な時間でした(*´∀`*)
本当にオヤシロさまが出てきそうでしたよ(笑)。
という事で3日目が終了。
走行距離:170.3km(累計587.9km)
獲得標高:1049m(累計3005m)
約600km程走って、この獲得標高なので、コース全体的に見ればフラットなコースではないでしょうか。名古屋へ向かう苦労をのぞけば、中々に走りやすいコースではないかと思います。
特にさくら道が最高でしたね(*´∀`*)
当初の予定では、このまま五箇山を抜けて金沢まで行く予定だったのですが、翌日も雨がやまなかったので、自走で金沢へ行くことを断念。
白川郷から高速バスを使って、バス輪行で金沢へ。金沢から輪行で帰宅する事にしました。
という事で、2泊3日のロングツーリングレポは以上になります。
ブルベペースで走れば1日半で走りきれるコースではありますが、たまにはこんな感じでゆっくりとしたペースのツーリングは如何でしょうか?
荷物は必要最小限でも、この程度のツーリングは充分にこなせてしまいます。輪行や飛行機輪行と組み合わせて、自走では行きにくい場所でのツーリングを、是非とも思いっきり楽しんでみて下さい(^^)
※ちなみに今回のツーリング、Blogには掲載していない写真がたくさんあります。他の写真も見てみたいという人がいましたら、コチラをチェックしてみて下さい~♪
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